業界サラリーマンの高血圧・糖尿病の症状改善バナシ

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糖尿病と妊娠 ☆3/3☆


妊娠中は極力 食事は複数回に分けて摂るようにしましょう。
5~6回に分割するのが望ましいです。


体重の管理については下記を参考にしてください。

体型ごと(BMI)に記載します。

■妊娠中の体重増加の目安
やせ(BMI<18.5)            7〜8kg
ふつう(18.5≦BMI<25) 6〜7kg
肥満 (BMI≧25)             0〜5kg




また、下記の栄養は積極的に摂ると良いでしょう。

・ビタミン・たんぱく質・緑黄色野菜(鉄分・カルシウムの吸収を助ける)
・カルシウム・鉄分(妊娠中は不足しやすい)
葉酸(赤ちゃんの神経管欠損症のリスクを減らします)


塩分は可能な限り制限することが大切です。
目標は1日6~8gです。


■運動
現代では妊娠中の運動はいろいろな効果があることが分かっています。

特に妊娠糖尿病や軽い2型糖尿病
さらに肥満を伴っている場合には大変有効です。

ですが運動する際に気をつけることがあります。


・運動前後に血圧・脈拍・血糖を測定しましょう。
・医師によるメディカルチェックを必ず受けましょう。
インスリン注射をしている方は、低血糖に注意しましょう。
・母体の心拍数は135回/分未満を維持し、水分をこまめに摂りましょう。
・万が一,運動中に気分が悪くなったらすぐに中止しましょう。
・妊娠5ヶ月以降は、あおむけでの運動はやめましょう。


■産後も大切!!
産後はどうしても育児が優先になりがちですが、
自分の血糖管理も大事にしてください。

糖尿病合併症にならないよう、自己管理は続けましょう。

次回の妊娠にも影響するからです。
 
 

早い人では数ヶ月後に糖尿病に移行するケースもあります。
産後3ヶ月以内に再診断を受けることをオススメします。
 

たとえ正常であっても、定期的なフォローアップは非常に大切です。

 
特に糖尿病に移行しやすい人は、
日頃から体重管理に気をつけ、食事・運動療法を続けましょう。


■まとめ
ここまで3回にわたって糖尿病と妊娠の関係性について書いてきました。
子供というのは あなたの未来であるのと同時に、国の未来でもあります。
その未来を糖尿病で壊すことだけは避けたいというのがドクターの考えです。


ここまでお読みになられたあなたは、おそらく悩んでおられることでしょう。
 

大丈夫です。

私は産婦人科にも出入りしますが、現代の医学では、
たとえ妊娠中に糖尿病と診断されたとしても十分に安全な出産は可能です。
 

どうか医師を信じ、家族を信じ、ご自分を信じて出産に望んで下さい。