50代の高血圧の原因とは?
50代は仕事のリタイアを前にして、
社会的にも責任ある地位につくことが多く、
40代から積もり積もったストレスを抱えています。
40代から積もり積もったストレスを抱えています。
身体的にも代謝が落ちていますので、
どうしても肥満になりがちです。
体力が落ちるぶん、運動もおっくうになりますね。
しかしながらこれを放置しておくと、高血圧のリスクが増してきます。
ひと昔前まで、「年齢に90を足した数値」が
拡張時の適正血圧とされていた時代がありました。
しかし現代では、
年齢に関係なく最高血圧は130㎜g以下が正常血圧、
と言われています。
拡張期血圧が85~89 mmHgの間にある数値のことをいいます。
正常値と高血圧の間、というやや微妙な範囲のことです。
また、年齢とともに血管は硬くなるので、
高血圧の割合は増加しますが、
女性の場合ですと、
40代から50代の間に高血圧になる増加の割合が大きくなる、
40代から50代の間に高血圧になる増加の割合が大きくなる、
というデータが出ています。
この現象の原因は、女性には閉経を迎える更年期、
という時期があるためだと考えられています。
妊娠可能な女性の体にはエストロゲンというホルモンが分泌されています。
高血圧になりやすいのです。
こうした高血圧は「更年期高血圧」と呼ばれます。
加齢とともに、体力や抵抗力も低下します。
高血圧を皮切りに、色々と障害が出てくることも考えられますので、
少しでもそのリスクを減らすために、食生活の改善による血圧コントロールなど、
身近なことから始めてみることが大切なのです。