業界サラリーマンの高血圧・糖尿病の症状改善バナシ

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耳鳴りも高血圧が原因?

 
耳鳴りとは、
 
音が鳴っているわけではないのに聞こえてくる症状のことです。
 
 
一見、血圧とは関係ないように思いますが、
実は関係している可能性があります。
 
 
実際に私も何度か、そういった患者さんに出会ったことがあります。
 
 
耳はとても敏感な器官ですので、
音が全くないような静かな状況でも、
自分の体内の音を聞いてしまいます。
 
 
ですので、健康な人でもかすかな音が聞こえるというのは
それほど珍しいことではありません。
 
 
しかし周りに音源があるのに、音が聞こえる、
というのは病的な耳鳴りです。
 
 
音を感じるということは、
「音」が、外耳道や鼓膜、中耳、内耳、脳へ伝わった、ということになります。
 
 
病的な耳鳴りの場合は耳自体の疾患以外に、
筋肉や骨の異常、心因性にも原因があります。
 
 
その原因の一つに、血管があります。
 
耳周辺の血管が硬くなると、耳の血流が悪くなり、
耳鳴りを引き起こしてしまうのです。
 
 
 
加齢や生活習慣などで、血管が狭くなったり、
動脈硬化が原因で高血圧になり、放っておくと、
結局、血管性の耳鳴りを起こしてしまいます。
 
 
耳鼻科を受診しても原因が分からない、
という人は、高血圧を疑ってみることをオススメします。
 
 
また耳鳴りの原因が高血圧だった場合は、
症状がかなり進んでいると考えられます。
 
 
一刻も早く処置を施し、生活習慣を見直すようにしましょう。
 
 
 
 

50代の高血圧の原因とは?

50代は仕事のリタイアを前にして、
社会的にも責任ある地位につくことが多く、
40代から積もり積もったストレスを抱えています。
 

身体的にも代謝が落ちていますので、
どうしても肥満になりがちです。
 

体力が落ちるぶん、運動もおっくうになりますね。
しかしながらこれを放置しておくと、高血圧のリスクが増してきます。
 


ひと昔前まで、「年齢に90を足した数値」が
拡張時の適正血圧とされていた時代がありました。

 

つまり、50代ですと最高血圧が140㎜gでも問題ないということになります。
 

しかし現代では、
 
年齢に関係なく最高血圧は130㎜g以下が正常血圧、

と言われています。

 
「正常高値血圧」とは、
最高血圧が130~139 mmHg、
拡張期血圧が85~89 mmHgの間にある数値のことをいいます。

正常値と高血圧の間、というやや微妙な範囲のことです。

 

また、年齢とともに血管は硬くなるので、
高血圧の割合は増加しますが、
 
女性の場合ですと、
40代から50代の間に高血圧になる増加の割合が大きくなる、
というデータが出ています。
 

この現象の原因は、女性には閉経を迎える更年期、
という時期があるためだと考えられています。

妊娠可能な女性の体にはエストロゲンというホルモンが分泌されています。
 

更年期にはこのホルモンが減少し、
これによって血圧をコントロールしている自律神経が不安定になって、
高血圧になりやすいのです。

こうした高血圧は「更年期高血圧」と呼ばれます。
 

加齢とともに、体力や抵抗力も低下します。

高血圧を皮切りに、色々と障害が出てくることも考えられますので、
少しでもそのリスクを減らすために、食生活の改善による血圧コントロールなど、
身近なことから始めてみることが大切なのです。





血圧計の選び方

 

ご家庭で血圧測定器を日々使われている人も多いかと思います。

 

この血圧測定器ですが、

実は種類が色々あることをご存知でしょうか?

 

今回は家庭で利用するにはどのようなタイプがオススメなのかをお話します。

 

血圧の測り方は大きく分けて2種類あります。

 

ひとつ目は、『オシロメトリック法』と呼ばれる測定方法です。

 

「カフ」と呼ばれるおなじみの道具で腕を巻いて、血液を止めます。

 

そこから少しずつ巻く強さを緩めていき、

再度血液が流れ出したときの血管の動きをセンサーで感知し、

血圧測定をするというのが、『オシロメトリック法』の原理です。

 

 

もうひとつは、『コロトコフ法』と呼ばれる測定方法です。

 

別名、『聴診法』とも言われます。

 

この方法もカフで腕を巻いて血流を止める、

というところまでは同じなのですが、

このあと巻く力を緩めていくときに、

血液が血管を通るときの音を聴診器で聴く、という方法になります。

 

この時の音を「コロトコフ音」というため、『コロトコフ法』と呼ばれているのです。

 

基本的に、WHOで推奨されているのは『コロトコフ法』です。

 

そのため医師が血圧を測るとき際は、『コロトコフ法』を利用することがほとんどです。

 

しかし、素人が自宅で『コロトコフ法』を行うのはが大変難しいですね。

 

ですので、家庭用の血圧測定器は全て『オシロメトリック法』が採用されているのです。

 

ですが、いざ購入するとなると種類がたくさんあって、

どれを選べばいいのか分からないと思われる人もおられるでしょう。

 

気をつけてもらいたいのは「カフを巻く位置」です。

 

手首や指先で血圧を測る、というタイプのものは避けたほうが良いです。

 

手軽で使い易いのですが、正確な値でとれないことがほとんどなのです。

 

ですのでこれから購入を考えている人は是非、上腕に巻くタイプのものを選ぶようにしてくださいね。

 

 

 

 

40代の高血圧の原因とは?

国立循環器病研究センターのホームページによりますと、
高血圧患者は全国で4000万人ほどいると推測されていますが、


40歳以上では、

「数人に1人は血圧が高い」
 
という結果が出ているようです。


日本人の死因の第1位はご存知「ガン」ですが、
2位は「心臓病(心臓疾患)」、3位は「脳卒中(脳血管疾患)」です。

2位と3位はどちらも血管障害が原因ですね。


1位はガンですが、
高血圧による動脈硬化が引き金となる病気、という点から言うと、
2位3位合わせて約3割を占めています。

つまり1位のガンと変わらない割合になってしまうのです。

 
日本人は世界的に見て塩分を取りすぎだと言われています。
 

また、食生活の欧米化などでコレステロールの多い食事量が増えてきて、
これが高血圧の大きな原因だといえるでしょう。



40代ともなりますとその多くは家庭があり、
子供の教育、家や車のローンに追われます。

また、職場では責任ある立場を任されるなどの気苦労が絶えず、
自らの健康を気遣う暇もない年代ですね。
 
親の介護の苦労も始まっているという人も中にはおられるでしょう。
 

こうしたストレスが高血圧の引き金になっていることは充分に考えられます。

かといってストレス発散の為に、
暴飲暴食や深酒に走ってしまっては元も子もありません。
 

しかしここで放置してしまっても高血圧の恐ろしい合併症に犯されてしまいます。

どんなに忙しくても健康第一を意識して、生活習慣に気を配りましょう。


「すべては健康のうえに成り立っている」

ことを時々意識してみましょう。

力を抜くことも仕事の一つですからね。
 
 
 
 
 

高血圧患者における嘔吐のサインとは?


高血圧の状態が続くと、身体に様々な症状が出てきます。


その中に「吐き気」や「嘔吐」があります。

 

高血圧の場合、脳の血管に障害が生じている可能性がありますので、
注意が必要です。

 
 
または網膜から出血している可能性も考えられ、
最悪の場合、脳梗塞脳出血くも膜下出血、脳腫瘍などの
病気に発展しているかもしれません。

 
これらは高血圧による動脈硬化が原因であり、死に至るケースもあるのです。

 
ではなぜ高血圧で吐き気や嘔吐の症状が現れるのでしょうか。

 
それは、脳内の血管に異常が起きると、
延髄にある嘔吐中枢神経が刺激されてしまうからです。

 
また、高血圧によって耳の中にある「三半規管」内の
血液が不足することも嘔吐の原因の1つです。

こうなると平衡感覚が失われ、
めまいや吐き気が起こり、嘔吐に繋がる場合があります。

 
高血圧自体には自覚症状がありませんが、
嘔吐のように高血圧が原因の症状が徐々に現れてきます。

 
小さなサインですが、それは重い病気の前触れかもしれませんので、
絶対に見落とさないようにしましょう。

 
以上のことから高血圧で嘔吐症状がある人は、
放置はせずに、早く病院で診察を受ける必要があります。

 
高血圧は何が起きるか分からない病気です。
家族や周りの人が気を付けてあげることもとても大切ですね。




その肩こりは高血圧が原因!?

高血圧の自覚症状の1つに「肩こり」があります。

ほとんどの人は肩こりがあるからと言って、
高血圧を疑うことはありません。

 
肩こりを感じたら、まずは姿勢の悪さや、
手・腕・目などの疲労、ストレスを疑うのが一般的です。

 
しかし慢性的な肩こりは、
油断して放っておくと危険な場合があります。

ひどい痛みの時や、肩こりの原因に全く心当たりがない場合は、
専門医に診てもらうことをオススメいたします。

もしかしたら
その肩こりは高血圧によって起こっているかもしれないからです。

 
なぜ肩こりになるのかご説明いたします。
 

高血圧によって
血液が流れにくくなっている状態で無理をすると、
肩に熱が溜まって酸素不足に陥ります。
それによって筋肉が凝り固まってしまうからです。
 

さらに、肩から上の方に少しでも血液を送ろうとして、
心臓が無理をすることで高血圧に繋がります。
 

このような状態のときは、
肩こりか高血圧のどちらかを解消することによって、
症状を軽減したり痛みを無くすことができます。
 

肩こりを解消するには肩を動かしてほぐし、
疲れを溜めないようにすることが重要です。

高血圧を解消するには生活習慣を改善したり、
病院で処置してもらうことで肩こりの症状を軽くすることができます。
 

肩こりが原因で、ますますストレスが溜まり
それが高血圧につながっている可能性もありますので、

『ただの肩こり』だと思って放置しないようにしましょう。
 
 
 
 

若年性高血圧とホルモンバランス



高血圧は加齢とともに発症しやすい病気です。
年をとるとどうしても血管が硬くなりますし、

代謝も下がりますので肥満になりやすいのです。

 
しかし、35歳以下であっても
最高血圧140mmHg、最低血圧90mmHgを超えているケースがあります。

これを若年性高血圧と言います。

 
高齢の人に多い高血圧は、
肥満や食生活から動脈硬化などを引き起こす恐れがあります。

これに対して、
若年性高血圧はその原因が成長期のホルモンバランスによるものとされています。

 
思春期~20代後半の人は、
身体の中のホルモンバランスが不安定になりがちです。

このホルモンバランスの乱れが
若年性高血圧の最大の原因と言われています。

 
思春期から成長期が落ち着けば、
自然とホルモンバランスも整ってきます。

それにつれて血圧も正常に戻りますので、
若年性高血圧もこの時期だけの一過性のものであると考えられます。
 

しかし、ごくまれに一過性の高血圧ではなく、
本態性高血圧(原因がはっきりしない高血圧)と
二次性高血圧(他の疾病によって高血圧になっているもの)と
が含まれている場合があります。
 

体質などで本能性高血圧が若年例で発症することも考えられます。
 

近年の食生活の欧米化などで、栄養が偏りがちになり、
高血圧のリスクを促進してしまうこともあるのです。
 
遺伝的要素なども関係していると思われます。
 

20代であったとしても血圧が高く出ましたら、
油断はせずに生活習慣を見直すことを心がけましょう。







高血圧とグレープフルーツの関係性

 

降圧剤は血圧を下げるための薬ですが、

実は相性が悪い食べ物があります。



それは「グレープフルーツ」です。

薬を飲んだ後に口にすると、
体に悪影響を及ぼすと言われています。


私も多くのドクターに確認しましたが、
どうやら本当に危険なようです。
 

しかし、降圧剤の種類によっては
危険なものとそうでないものがあることが分かりましたので、
今日はそれについてお話します。


危険な薬は、ズバリ
 
「カルシウム拮抗薬」です。

グレープフルーツには、この薬を消化してしまう作用があり、
効果が薄くなることがあります。
 

他の薬については、
グレープフルーツジュースと一緒に飲まなければ問題ありません。


カルシウム拮抗薬は体内で消化される際に、
「CYP3A4」という酵素で分解されるのですが、

グレープフルーツなどのいわゆる柑橘系は、
この酵素の働きを弱めてしまう為に、
想定以上に血圧が下がってしまう可能性があります。

急に血圧が下がるのはとても危険ですので絶対に避けましょう。


ちなみに、このグレープフルーツには
他にも様々な薬との作用反作用があるようです。

日常的に薬を飲んでいる人は
グレープフルーツは避けたほうが無難ですね。
 
目安としては、
食後4時間はグレープフルーツの摂取を控えましょう。

どうしてもグレープフルーツが食べたい!という人は、
医師に相談してみてください。


今回はカルシウム拮抗薬が相性が悪い、
という話をしましたが、医師によっては全ての薬を禁止している人もいますので、
やはり用心してグレープフルーツは避けることをオススメいたします。